最初は建物の防音性能に問題があるという視点で対応

 最初は、騒音を出している居住者に問題があるという考え方ではなく、建物(マンションなど)に問題があるかもしれない、 という視点で、施工図や内装・工法をチェックする。

 次に、問題のある構造だから、お互いに気をつけましょうという話し合いで、みんなで生活マナーを守るという方向で、 居住者全体の問題として知恵を出すことに努めると、いきなり喧嘩などのトラブルになることを回避できます。

  • 私の経験:住まいの防音対策
  • マンションのリスク:マンション防音とリスク
  • 近年の騒音問題:天井の振動音と防音
  •  めんどうでも、マンションのような躯体構造や設備を共有する集合住宅においては、居住者全体の協力、 コミュニケーションは大切です。


    粘り強く問題の対策の検討や情報収集を行うことが必ず役立つ

     ネット上には、色々なキーワードでヒットする防音関連の情報ページがあります。一つのキーワードだけで見つからなくても、 「防音 効果」とか「天井 騒音」などというように複合ワードで検索すると、役立つ情報が見つかることがあります。

     専門業者でも、得手不得手があり、問題や建物の種類などに応じて、ノウハウを持っていますので、できれば、対面方式の防音相談で 具体的な相談をすると、良い対策・方向性が見つかる場合があります。
     その際、出来る限り、図面や騒音状況など具体的な情報を整理して専門家に提供することが重要です。

     また、専門業者のウェブマスターが運営しているブログなどで、気軽に質問してみるのも、人物像や考え方を知る上で有効だと思います。
     私の場合は、防音設計や騒音対策の相談・依頼などを通じて知り合いになった人と、ホームページやブログを介してコミュニケーションを 図っています。